【これが人類発展の真実!】~イスラエルの知の巨人が説く(後編)~

みなさん
こんにちは♪

 

20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!

 

さて、今回は僕の趣味の一つであるビジネス書をおすすめしていきます♪
そのタイトルは
【サピエンス全史】です!!

 

さて、今回の後編では科学革命ついて解説していきます♪

 

科学革命が最も目に見えて分かり易く、そして僕たち人類がどこへ向かうのかを記された本です😎

科学革命①:科学革命がもたらしたもの

 

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三大革命のうち、第三の革命が科学革命です!
もっとも目に見えて分かり易いのがこの革命でしょう

1500年頃までは科学的に大きな変化はありませんでしたが、1500年以降、科学革命によって文明は大きく発展してきました。

ほんの一例ですが

・世界の人口:約5億人→約70億人(15倍)
・人類が生み出した財とサービスの総額:約2500億ドル/年→約60兆ドル/年(240倍)
・エネルギーの消費量:約13兆カロリ/日ー→約1500兆カロリー/日(115倍)

 

1500年の時点で、いったい誰が想像できたでしょうか?

人々が月面を歩いたり、水滴の中の微生物について調べたり、人類を滅ぼせる原発を発明するなど、科学の進歩は本当に目覚ましいです!

 

これらの期間の革命が科学革命と定義づけられるのは、人類が科学技術の発明に莫大な資金を投入してきたからです😎

 

しかし、それまでは新しい発見や技術への教育へは投資せずに、既存の知識を得る為の教育にしか投資しませんでした。

 

なぜ今まではこのような技術発展への関心や投資が、成されなかったのでしょうか?🤔

科学革命②:無知の自認

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科学革命に置いて重要なファクターだったのは無知の自認でした!

 

①人類は、「知らないものがある」ことと、「既に知っているが正しい知識ではない」ことを進んで認めるようになる。如何なる概念や説でも、神聖不可侵なものはないと受け入れる。

 

②近代科学で新しい力を得る為に、数学的なツールを用いて多くの仮説を立てるようになる。

 

③新しい力の獲得の為に、立てた仮説を実際に検証するようになった。

 

昔認められた無知は二つで、一つは昔の人々は無知であっても、賢者や聖職者に尋ね聞くことで解決してきました。何か知りたいことがあれば、彼等に質問さえすれば教えてくれると思っていたからです。

 

もう一つは、彼等が伝承しないことは「重要ではないこと」か「人類の反映に必要が無いこと」として何も疑問に思わないのです。
この時代の多くの人はなぜクモが巣を張るのか、どうやって糸を出しているのかさえ疑問に思わなかったのです🙄

が、近代科学では、科学者たちが自信を何でも知ってるとは思わず、既知の事柄にも疑問を差し挟む余地や、理解できていないことがある事を認めていました。

 

どの時代にもこのような形で無知を認める人はいましたが、異端者として迫害されていたのが、実際のところのようですが😅 

科学革命③:人類がどこへ向かうのか?

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著者はホモ・サピエンスが3つの革命を経て、最終的には神になるという考えを有しています。


というのも、7万燃前までは狩猟採集民だった人々が、今や遺伝子にまで介入できる時代になりました。
より優秀な遺伝子をかけ合わせて新しい生物を生み出すことも、絶滅した生物の復活も可能な時代になってきました。

 

もし人の脳や記憶をハードディスクの保存することができたら?
これ自体はそう遠くない未来に、実現できる可能性は高いです🧐

 

それをコンピュータで起動させて、当人と全く同じように考え、記憶を持ったプログラムが出来上がるとそれは人になるでしょうか?
そのプログラムを消去すると殺人罪になるでしょうか?


ちょうど攻殻機動隊みたいな世界ですね😎

r-hamaguri.hatenablog.com

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ビッグバンの前には時間、今の自然法則等が無く、何か存在していても意義が無い。
従って、今ある性別、感情、技術、価値観なども、これから起こる特異点の前では意義を持たなくなるかもしれません。

 

そんな時代が訪れるときに、今のホモ・サピエンスができることは科学の方向性に影響を与える事で、「私たちは何になりたいか?」ではなく「私たちは何を望むか」にあると、著者は述べています。

まとめ

いかがでしょうか?
認知・農業・科学のいずれの革命も。人類の発展という観点からは大きな役割を果たしてきました。

が、個々の視点に置き換えると、大きな迫害や、種の絶滅など、決して良い事ばかりではなかったことを、多角的に、冷静に、具体的に論じているのが著者です。

 

3回に分けても具体的なお話や、細部の説明は省略せざる負えない程ボリューミーなので、気になる方は是非、本書を手に取って読んでください♪

 

そして、サピエンス全史が現在に至るまでの物語なら、これらの未来について述べているのが同著者の「ホモ・デウス」です!
こちらも本当に面白い!!

また、別の機会に記事にして解説していきます💪✨

 

 

【参考文献】

Amazon.co.jp: サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store

Amazon.co.jp: サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store

Amazon.co.jp: ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store

Amazon.co.jp: ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store 

 

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