【これが人類発展の真実!】~イスラエルの知の巨人が説く(前編)~

みなさん
こんにちは♪

 

20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!

 

さて、今回は僕の趣味の一つであるビジネス書をおすすめしていきます♪
そのタイトルは
【サピエンス全史】です!!

 

この書籍、衝撃がずっと続きます!!
著者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏の観点が本当に面白く、またとてつもない知識量です!

 

僕が読んできたビジネス書の中でもトップ3に入る面白さ!!
何故なら僕たちが思い込んでいた人類や、それに付随する歴史の知識には誤りがたくさん含まれているからでです

 

著者曰く、人類が大きく発展してきたのは、認知革命・農業革命・科学革命の3つの革命が大きく関わっています🧐✨

 

かなり長くなるので、今回は前編、中編、後編に分けて解説していきます♪

ホモ・サピエンス以外にも人類がいた!?

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そもそも本作で定義付けられる人類とは何か?

 

現代人は生物学上、「ホモ・サピエンス」と呼ばれています。
これはヒト科ホモ属サピエンス種というのが正式名称なのです!

察しの良い方はお気づきかもしれませんが、サピエンス種以外にも人類はいました。
例えば、ホモ・エレクトスホモ・ネアンデルターレンシス(一般にネアンデルタール人と呼称される)などがいました。

 

みなさん思い返して欲しいのですが、日本の歴史の授業では、原始時代の人類は、猿→中腰の原始人→二足歩行の原始人→現代人という図で進化してきたと教わりませんでしたか?

 

あたかも、各時代に一種類の人類が進化してきたかのような、ネアンデルタール人が僕達の先祖であるかのような説明を受けませんでしたか?
これが既に誤りだったのです!❌

 

では彼等はどこへ消え、何故ホモ・サピエンスだけが残っているのか?🤔

人類が他の哺乳類より知能が高い理由

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人類最大の恩恵は火を扱えたことです。
原始時代の生物の強者は人間ではなく、肉食動物でした。その為、ホモ・サピエンスたちはハイエナたちが食べ漁った後の、動物の死骸や脳髄をこっそり食べていたそうです😲

 

が、火を起こせるようになり、米・ジャガイモなどのこれまで消化できなかったものが主食に変わり、1時間程度で消化できるようになりました。
チンパンジーは消化に5時間ほどかかりますが、人類は消化にエネルギーを割く必要が無くなり、脳の発達にエネルギーを割くことができるようになったのです👏✨✨

 

体重60kgの哺乳類では、脳の体積が200㎤ですが、現生人類は1200~1400㎤もあります!

 

その代わり、直立二足歩行の代償として、腰痛と肩こりに悩まされます。なぜならこれほど巨大な脳と、それを包む頭骨を支える必要があるからです😅

 

女性は特に大変で、赤子は母体の中で脳が大きくなり、出産が大変になります。だから他の哺乳類に比べて、早期出産します。


子馬は生まれてすぐ駆け回れますが、赤子だけは何もできず、長期間年長者に頼らねばならないのです。
これが僕達人類の秘密だったのです✨

認知革命

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本作に置いて一番重要なのが、この認知革命です!
認知革命は、言い換えるならば虚構=ビジョンというニュアンスで表現されています。

 

生物は本来、150頭以上で群れることはできません。

 

しかし、虚構によってホモ・サピエンスは集団で生活したり、意思や目的を共有したり、ルールを作り出すことができたのです。

 

現代に置き換えるなら、法律、会社、貨幣制度、言語等、僕たちの周りは共有ができ、無形のものにも権力や効力がある事を信じていますよね?
見ず知らずの他人であっても、その人を信用できるのは、社会通念上に照らした常識や上記のルールを当然に守ると信じているからです!


この虚構を信じる能力がホモ・サピエンスにはあった為、集団での強さを発揮しました。

 

紀元前7万年前まではホモ・サピエンスは他の人類と比べ能力的にも身体的にも劣っていたようですが、集団での強みを発揮して技術的、戦略的にも発展したそうです。

 

他の人類が環境によって絶滅した説や、ホモ・サピエンスが滅ぼしたという説もあり、ここはまだ解明されていないようです🧐

まとめ

いかがでしょうか?
めちゃくちゃ面白くないですか?

僕たちが思っていた人類の発展とその背景に、大きな乖離があることが伝わったのではないでしょうか?🧐

 

次回の中編では、農業革命について解説していきます🙌✨

 

是非お楽しみください♪

【参考文献】

Amazon.co.jp: サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store

Amazon.co.jp: サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 eBook : ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之: Kindle Store 

 

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