【信念を貫く男の話！】～天才黒人ピアニストと白人運転手の旅～
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです！
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【グリーンブック】です！
本作は本当に名画です！
僕が観てきたノンフィクション映画の中ではトップ3に入りました！
あらすじ：黒人ピアニストであるドクター・シャーリーと、イタリア人の乱暴な用心棒・トニーの2人が、2カ月かけてアメリカン南部の演奏の旅をするお話です♪
黒人への差別
本作の一番のテーマは黒人への差別です。
非常に露骨でひどく、当時のアメリカ社で黒人への蔑視が常識になっていたのが描かれています。
グリーンブックというのも、黒人がアメリカ南部で泊まれる宿が記載された観光本なのですが、そもそもその前提がおかしいのです。
・バーで一杯飲もうとすると白人に絡まれて暴行を受ける
・ 黒人専用ホテル(白人だけが泊まれるホテルばかりで、黒人専用はボロい)
・演奏するゲストに関わらず、黒人は家の外にあるのボロボロトイレを案内されたり、レストランに入れなかったり、控室も物置を案内される
・黒人はスーツ屋の試着室も使えない
・黒人は夜に外出するだけで、警察から職質される
・etc…
相当ひどいですよね？
これがベースにある物語ということを、最初に理解していただき、続きをお読みください😂
トニーの人柄
トニーの家は、家計に余裕がなく、彼自身が乱暴なところがあり、定職につけずにマフィアに仕事を世話してもらっていました
また、彼は黒人への差別意識があり、家のリフォームへやってきた黒人の業者が口をつけたグラスを捨てるなど、なかなかの嫌いっぷりでした。
高額な給料とトラブル解決位の腕を買われて、しぶしぶ黒人ピアニストの運転手に雇われます。
最初はシャーリーの荷物すらトランクに運ばない、車では煙草を吸い、好き勝手飲み食いをするという始末。
ポイ捨てや万引きをシャーリーは見逃さず、トニーに倫理と法律を徹底的に守らせます。
そんなシャーリーのことが気に入らない彼でしたが、シャーリーのピアノ演奏を聴いて、本物の天才だと認めました。その音色の美しさと凄さを誰よりも受け取ったのです🙌✨
トニーは長い車中の旅で、シャーリーとたくさんのコミュニケーションを取り、チキン味を教えたり、黒人を迫害するピンチから何度も救いました💪
旅先で元々の仕事仲間に出会い、黒人の下で雇われていることを知ると、運転手よりいい給料で雇ってやると誘われるシーンがあります。
しかしトニーは、シャーリーに「俺は辞めないよ。奴らにもそう話す。」といって彼を安心させました。
彼は給料ではなく、誰と働くかを選んだのです！
僕はこのシーンが本当に大好きです！😍
シャーリー
シャーリーは本当にタフで、品位があって、気骨のある人だと思いました✨
南部での旅は黒人であるシャーリーには本当に試練です。
一見するとピアノ演奏で賞賛を浴びる彼ですが、上述したことから辛い目に遭い続けます。
「教養人と思われたい金持ちは演奏を聴くが、それ以外の時の私はニガ—(軽蔑を含んだ黒人の意味)だ。それが白人社会だ。」と、唯一トニーに弱音を吐くシーンは本当に僕も泣きそうになりました😫
ではなぜ彼は、黒人差別の激しいアメリカ南部に自らピアノ講演に出向いたのか？
それは才能だけでは不十分だからです。黒人が白人の前で登壇し、演奏する勇気が人の心を変えるからです。
この時代の黒人差別は本当に命に係わることです。それでも勇気を振り絞って登壇するシャーリーは本当にすごい！
だからこそトニーは彼を認め、一番の理解者であり友人として傍にい続けたのです。
トニーはシャーリーへの不当な扱いに暴力を振るうシーンがありますが、シャーリーは
「暴力は敗北だ。品位を保つことが勝利だ。」と彼を諭します。
本当にすごい。
信念を貫く姿勢が彼の考え方を変えていくのです！
しっかりした倫理観を持ち、トニーの軽犯罪も決して許さず、毅然とした態度で接しつつも、トニーが奥さんに宛てて書く手紙について、ロマンチックな伝え方教える優しさも持ち合わせた人物です。
まとめ
史実では、シャーリーは「冥界のオルフェウス」と称され、彼の技巧は神の領域にあるとまで言われています。
僕も映画の後に、動画で演奏を聴きましたが、素晴らしいピアノです👏
トニーはクラブの支配人になり、シャーリーとはは生涯の友人として人生の幕を閉じます。
生涯を通じてこんな友人がいるのは、本当に素敵ですよね😍
僕もこんな友人が欲しい！
今ならNETFLIXで視聴可能です♪
是非お楽しみください🙌
画像引用元：2.300万点以上の高品質なフリー画像素材 - Pixabay
