【お金は本当に大切!】~ストーリーテラーが多重債務の闇を暴く!~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【火車】です!!
あらすじ:休職中の刑事である本間俊介の下に、遠縁の男性の栗坂和也が訪れます。
彼は自身の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになり、自らの意思で失踪した彼女の真意を探る捜査が始まります。
徹底的に消された足取り
本作の失踪人である関根彰子は調べれば調べるほど、徹底的に自分の身元と痕跡を消していることが分かります。
彼女の唯一の手掛かりは、住宅展示場の近くにある、スタンドライトが外側に向いたスタジアムという不思議な写真。
彼女の最初の勤め先の写真と、自己破産を担当した弁護士から見せてもらった写真を比べるとまるで別人でした😱
彼女は関根彰子に成り代わった偽物だったのです!
成り代わり、殺人容疑など犯罪を示唆する証拠が少しずつ明らかになります…。
多重債務者の果て
彼女が失踪した理由は、和也にクレジットカードを作ることを進めたことがきっかけでした。
彼女は一度自己破産しており、その多重債務の闇から逃げ出す為に元の身分を詐称して、他人に成り代わっていたのです。
本作ではクレジットカードを使って、身の丈に合わない買い物をしたことが原因で、消費者金融からも追われて、少しずつ闇にはまっていく人の姿を描いています。
その部分だけを切り取るとなかなかえげつない物語ですね🤣
が、法律によってちゃんと救いの手があることと、自分の力で稼ぐ必要性を教えてくれる作品でもあるのです!👀
まとめ
いかがでしょうか?
宮部みゆきさんの作品は数多く読んできましたが、やはり僕は火車が一番インパクトが強く、ご紹介しました♪
本当に最後の一文まで気になって読むのが止まらない物語です🙌✨
また別の機会に「模倣犯」や「名もなき毒」解説します!
ご興味のある方は是非お読みください♪
【参考文献】
火車 (新潮文庫) | みゆき, 宮部 |本 | 通販 | Amazon
模倣犯1 (新潮文庫) | 宮部 みゆき |本 | 通販 | Amazon
名もなき毒 (文春文庫) | みゆき, 宮部 |本 | 通販 | Amazon
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