【レ・ミゼラブル】~奴隷だった男の『再起』と『贖罪』の物語~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【レ・ミゼラブル】です!
本作は2時間半の長編ミュージカル映画です!
僕も初めて観たのですが、非常に面白かったです👏✨
あらすじ:フランス革命から26年が経ち、王政が復活した1815年。
パンを一つ盗んで19年間奴隷の身になっジャン・バルジャンは悪徳警官のシャベールによって仮釈放されます。
あることがきっかけで奴隷の身から市長になったジャン・バルジャンは、自身が見落としてしまったファンティーヌという女性に対する人生に償うべく、残りの人生費やします!
ミュージカル映画
正直に率直に申し上げると、僕はミュージカル映画が得意ではありません。
突然歌い出すので「え?」となるのが理解できませんでした。
※ミュージカル好きの方はごめんなさい。
本作も例に漏れず、というよりは2時間半ほとんど歌い続けながら会話しています。
僕はずっと「いつ普通の喋るんかな?」と待っていました笑
ただし、本作は本当に面白かったです!
これを演じきった役者の方々には本当に脱帽です!👏
歌いながら話すことで、より感情の強弱がはっきりして、作品として伝えたい部分が分かりやすいです🙌
本作は色んな感情に渦巻いています。
愛情、後悔、執念、嫉妬、恨み、歓喜などなど。
どの感情も、一つボタンをかけ間違えただけで裏返ってしまうことがこの作品を観ているとよくわかります😦
犯罪と許し
なぜ犯罪に手を染めてしまうのか?
様々な要因がありますが、本作でも顕著に表れるのは愛情への飢えと、貧困の二つです。
ジャンバールは愛情への飢え、ファンティーヌは貧困の苦しみ故。
犯罪以外に生きる術を知らないからなのです。
ジャンバールは事実上一生犯罪者という烙印を押された仮釈放の身分証のせいで、どこへ行っても雇ってもらえず、挙句暴行の被害にまで会います。
命からがらたどり着いた大司教の家で、パンと暖を提供されて命を救われます。
が、その夜に銀器を盗み、すぐに捕まります。
それでも大司教はにこやかに彼に「差し上げた」として、ジャンバールを許します。
ジャンバールは生まれた初めて許しに触れ、これまでの自分の行いを悔い、身分を変えて市長として少しでも貧困の人間たちを救います。
ここから彼の再起と贖罪の人生が始まります。
ファンティーヌに対する償い
ファンティーヌは娘を育てる為、工場で働いていましたが、周囲の誤解で売春を疑われ、工場をクビになります。
ジャン・バルジャンはその時すでに市長で、彼女の工場にいたのですが、来客のジャベールの相手があり、彼女の助けに応じられませんでした。
職を失った彼女は何とかお金を作る為に、髪を売り、歯を2本売り、最後には体を売らざるを得なくなります。
彼女と再会したジャン・バルジャンは助けようとしますが、工場の時点で助けてもらえなかったことを恨まれます。
やがて衰弱して亡くなる彼女の代わりに、生涯をかけて娘のコゼットを慈しみ育てると誓います。
本当に彼の生き様が最後までかっこいいですね!
まとめ
いかがでしょうか?
実は後半からはコゼットの物語でもあるのですが、長くなるのであえて省略しました笑
続きが気になる方は是非ご覧ください♪
片手間では中々観られないので、休日のひと時にどうぞ🙌
【とある女の奇妙な依頼】~電車内のサスペンスアクション!~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【トレイン・ミッション】です!
本作は長距離電車の中で巻き起こるっすペンスサクションです!
ハラハラドキドキしたい方は是非ご覧ください✨✨
あらすじ:元警察官の保険セールルマンのマイケルは、10年働いた会社から60歳にして解雇通告をされる。
彼は絶望の中、帰りの電車の中で行動心理学者を名乗るジョアンナという女性にで出会います。
彼女は奇妙な依頼をマイケルに残して、降車してきます。
その後、電車の中で奇妙な出来事が頻発していきます。
奇妙な依頼
2号車のトイレの中に25,000ドルの入った包があり、それ受け取った時点でゲームは始まっていました。
更にジョアンナは「車両内の普段見かけない人を見つける」という依頼をクリアすると、追加で75,000ドルで合計10万ドルという報酬を約束します。
マイケルは依頼25,000万ドルを発見し、ただ事ではないと悟ったことから、依頼を断ろうとしますが、すでに家族が人質に😨
実はこのゲームは乗車する前から既に始まっており、駅でマイケルの携帯をスリ、外と連絡が取れないようにしていました。
万が一、顔見知りの通勤客に連絡を取ろうものなら、通勤客の命すら奪われかねない状況に追い込まれます👁
疑心暗鬼
仕方なく依頼を引き受けたマイケルは対象の乗客を探すために、電車の先頭から最後尾まで何度も往復します。
その間に怪しい乗客を片っ端から当たりますが、なかなか見つけられず、疑心暗鬼になります。
また、マイケル自身が端から見ると怪しい人物に見られ、電車内は混乱をきたします。
マイケルは果たして依頼を遂行することができるのか?
そして、黒幕の狙いは何か?
徐々に明らかになる真実と、それに伴う命の危機にハラハラしてたまりません😎✨
お金よりも信念
マイケルは仕事の解雇によって、住宅ローンや子供の学費を前に貯蓄は0。
同じ状況なら目の前の大金に目が眩むところですが、元警察官ということもあり、たった一人で誰に相談できない中で自分の正義と信念を貫きます。
映画が進むに連れて、どんどんボロボロになっていくのです。
いつもの無敵リーアム・ニーソンの演技もいいですが、死ぬ気で戦う演技もまた本当にいい味を出しています!👏
タダより怖いものはないと言いますが、やはり自力で稼ぐのがいいですね笑
まとめ
いかがでしょうか?
アクションとミステリーが良いバランスで混ざった作品です!
今ならNETFLIXで視聴可能です♪
週末のひと時を映画でお楽しみください✨
【北欧ミステリーの代表作!】~『ドラゴンタトゥーの女』を語る~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【ドラゴンタトゥーの女】です!
本作はスウェーデンの小説「ミレニアム」の第一作にした、北欧ミステリーの 代表作です!
もう最後の最後まで面白いので、2時間を超える映画でしたがあっという間でした😍✨
あらすじ:ミレニアム誌の新聞記者のミカエルは、資産家ヴェンネストレムが右翼組織に資金流用していてたという記事を書き、名誉棄損で訴えられます。
雑誌社からは事実上の解雇となったミカエルの元に、大物実業家のヘンリックから40年間に突然失踪した兄の孫娘・ハリエットの事件の解明を依頼されます。
同じ頃、後見人が倒れて政府に資産の管理権を奪われたフリーの調査員のリズベットは、その調査能力を買われ、ミカエルに調査の助手を依頼されます。
複雑な事件
ハリエットが失踪した日は、一族が総出で集まっていました。
その日は、彼らの屋敷と本島を繋ぐ橋で事故が起き、出口の封鎖された孤島でハリエットは忽然と姿を消します。
そして40年間、失踪以前にハリエットがヘンリックの為に贈っていた押し花が毎年贈られてくるという不気味な現象😨
少なくとも40年前には全く手掛かりのなかった事件に
本作はスウェーデンの大富豪の一族がたくさん登場する為、登場人物が多いです。
また、その頃スウェーデンで未解決事件とされた、旧約聖書に準えた猟奇的な連続殺人が浮かび上がり、ハリエットの失踪との関係を匂わせます。
ミカエルとリズベットが、少しずつ着実に真相に迫っていくドキドキ感が本当にたまりません!😆✨
2時間を超える映画ですが、気が付いたら終わっているのです!
ミカエルの捜査
ミカエルはヘンリックから、自分を罠にはめたヴェンネストレムの不正の証拠と引き換えに事件の調査を引き受けます。
彼はヘンリックの一族、40年前の事件関係者、当時の事件資料に目を通し、直接会い、話を聞いていきます。
そんな証拠の断片から、ハリエットが写る一枚の写真がきっかけで、事件が大きく動くことになります🧐
余談ですが、ミカエルはメガネを斜めに片耳にだけに欠けるのですが、その姿がめちゃめちゃオシャレです😎✨
これはダニエル・クレイグしか似合いませんね笑
リズベットの情報収集能力
リズベットは精神的障害で自身の生活を管理できないと認定され、後見人が必要な立場にあります。
一度は精神科病院にも入り、見た目も独特、目や鼻にピアスのある素行不良の女性ですが、ハッキングや情報収集の腕は他の追随を許しません!👏
ミカエルから事件の話を聞き、興味を持った彼女は、後追いでありながら膨大なデータを瞬く間に集めてきました。
ヘンリックの会社の、何十年分ものグループ企業、納入業者までを徹底的に彼女一人で 調べ上げます😎✨
また、肝も据わっており、彼女の弱みに付け込んだ後見人に対して、二度と悪だくみをしないよう、容赦なく仕返しをします!
これはいろんな意味で強烈なシーンなので、苦手な方は飛ばしてください⚠
まとめ
いかがでしょうか?
本作は僕の大好きなデヴィッド・フィンチャー監督の作品で本当にクオリティが高いです!
また、原作の「ミレニアム」は、北欧ミステリー小説の中でも有名な作品で、現在6作目まで執筆されています🙌✨
リズベットとミカエルのコンビはここから始まったのです♪
ダニエル・クレイグとルーニー・マーラの演技も秀逸なので是非ご覧ください!
今ならNETFLIXで視聴可能です♪
お楽しみください✨
【メジャーリーグの常識を覆す!?】~『統計学』×『野球』の証明!~
なさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【マネーボール】です!
毎度のことですが、ノンフィクション映画は良いですね!
今何かに挑戦しようとしているそこのあなたへ!
本作はきっと、あなたの背中を押してくれます💪✨
あらすじ:ア・リーグのアスレチックス・GM(ゼネラルマネージャー)である、ビリー・ビーンは、チームのキープレイヤーたちが、他チームからの高額のスカウトによって引き抜かれチームのピンチを迎えます。
アスレチックスは資金がなく、他チームに交渉に行った帰り野球を統計で分析するピーター・ブラントと出会います。
彼の統計理論によって、低予算でもチームを勝利に導くことに確信を得たビリーは、野球界の常識や慣習を覆す挑戦に乗り出します!
資金力のあるチームとないチーム
これは日本の球団でも、読売ジャイアンツが豊富な資金力を前に、有能な選手たちを獲得するというのが一時期よく揶揄されていましたね。
一方、ランキングの低いチームは資金力がなく、選手に恵まれないという現象があります。
※現在はこの辺りの戦力やルールは変わっているかもしれませんが🙌
メジャーリーグにおいても、お金のあるチームに優秀な選手が引き抜かれていました。
チームの要となるメンバーが引き抜かれるというのは、勝利からそれだけ遠のいていくということです。
これはスポーツでもビジネスでも、その他趣味などにおいても、絶対ではないですが、基本的にはその側面がありますよね?
そのような苦しい現実がアスレチックスにもありました😭
統計によって勝利を導く
では、お金のあるチームには勝てないのか?
それを塗り替えようとしたのがビリーとピーターでした!
彼らは今あるお金で選手を探すにあたり、選手の見方を変えることにしました💡
優秀な選手の定義は、走攻守に優れ、あるいは防御率の高いピッチャーというのが一般的でしょう。
が、彼らは「出塁率」というその一点に絞り、球界から見放された選手もその観点からスカウトに動き出します!
出塁さえすればいいので、ヒットでなくても、デッドボールや四球(フォアボール)でもよいのです笑
野球は出塁の連続をつないでいくことで得点になります。
そういった意味で割り切った戦法を考えたのです!
1人の優秀な選手の出塁率を3人の選手の出塁率でカバーし、経験したことのないポジションも練習で補います!何て大胆な!😲✨
最初に何かをなすものは叩かれる
ビリーは監督やコーチ陣から反対されようと、お金ではなく、「勝利」で選手を買うべきだと主張しています。
どうしても優秀な選手は先入観や年齢、見かけで判断されてしまいます。
彼自身高校野球で注目され、高額な契約金に目がくらみ、スカウトされプロ野球選手となった過去があります。
が、結果を残せず自信を喪失し、GMでありながら自チームの試合を観られないトラウマがあります。
他のチームでは評価の低い選手も、視点を変えることで自チームの低予算でもは最高の選手になりえます。
お金ではなく勝利へのビジョンに共感し、新しい野球の戦術を作ろうとしたのです!
最初に何かをなすものが叩かれます。
それは、政治もビジネスにおいても同じで、そこに居座る既存の権力者が自分の地位を脅かされるのを恐れるからなのです!
それでも、彼らはアスレチックスを過去最高記録の20連勝という、当時最高の結果を作り出しました👏
本当にすごい!!
まとめ
いかがでしょうか?
ビリーはレッドソックスからの当時最高額(1250万ドル)のGSオファーを受け、同じく統計学で勝利を手にするようスカウトされます。
が、結局彼はアスレチックスに残りました。
そしてその2年後、 アスレチックスが優勝し、ビリーの挑戦していたものを証明しました!
本当に素晴らしいですね!
何かに挑戦している方は是非一度観てください!感動します😂✨
今ならNETFLIXで視聴可能です♪
是非お楽しみください✨
【時間との闘い!】~地球の常識が通用しない未知の宇宙!~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである映画をおすすめしていきます♪
タイトルは【インターステラ―】です!
やってきましたよ!やっと解説できます!
鬼才、クリストファー・ノーラン 監督の真骨頂であり、感動の一作!
笑いたい時、落ち込んだ時におすすめです🙌✨
あらすじ:砂漠化が進み、食糧難と寿命が迫った少し先の未来の地球。
元航空パイロットのクーパーは子供の未来を救う為に、家族の静止を振り切って、地球人が移住可能な新惑星を探す旅に出ます。
予め地球と似た環境と思われる星に目標を絞り、旅をするのですが、多くのトラブルが彼を襲います。
果たして新惑星は見つけられるのか?
そして宇宙に旅立つ前に、 クーパーの家ではポルターガイストのような事象が起き、彼の自宅の本が本棚から落ちる現象が発生します。
このトラブルと宇宙への旅の関連性はあるのか?
クリストファー・ノーランの真骨頂
初めにお伝えしておくと、本作を理解するには、若干の物理学・天文学がある方が良いと言っておきます笑
僕も2回目でようやく腑に落とせました🙌
本作は「時間」、「次元」、「宇宙」という要素が絡んでおりTENETの時のように、クリストファー・ノーランの真骨頂が発揮されています😆
ご存じの方もいるかもしれませんが、地球と宇宙では時間の概念が異なります。
正確には、アインシュタインの相対性理論による「時間のズレ」が原因とされています。
ざっくりご説明すると、地球上の秒針の速度と、光に近い速さで移動する人工衛星内の秒針の速度は変わります。
地球から見た、人工衛星は非常にゆっくり進んでいますが、実際は人工衛星はものすごい速さで移動しており、人工衛星からの1秒で地球は何十倍も先に時間が進んでいるのです。
もう一つが重力による時間の違いです。
光はまっすぐ進むのが大前提ですが、強力な重力の前では光さえその重みに引っ張られてしまうのです。
つまりその分だけ時間がゆっくり進むわけですね!
ブラックホールの中と外では時間の概念が違うと言われる所以は、ここにあります。
※本当にざっくりの説明なので、詳しくは理系やプロの方に聞いてくださいね🙌笑
時間との闘い
宇宙へ新惑星を見つけると言っても、実際の目星をつけた星が絶対的に安全である保障も、地球と似た環境である保障もありません。
そして宇宙という未知であり、危険もついて回る中で旅立つというのは、地球に戻れる可能性も低いのです。
愛する子供たちの未来のために、もう二度と会えないかもしれない中、クーパーは旅立ちます😲
また、地球と宇宙では時間の進みが異なるので、宇宙へ旅立ったクーパーと子供たちとの時間の概念も変わってきます。
旅立つ前からクーパーも覚悟していましたが、宇宙船の中で時を過ごすクーパーより、子供たちの方が歳を取るのが早いので、万が一、地球に戻れたとしても自分より歳を取ったり、あるいはすでに寿命を迎えて子供たちが亡くなっている可能性もあります。
実際、地球からビデオレターが送られてくるのですが、冷凍睡眠をしている間に、子供が、学校を卒業したり、就職したり、子供ができたりと、大事な出来事に立ち会うことも、言葉を伝えることすらできないのです😭
だからこそ、一刻も早く星を見つけ、地球に戻る使命が彼にはありました!
みなさんが同じ立場ならここまでできるでしょうか?
僕はこのシーンを観ているだけでも、心が痛んで仕方がなかったです😂
本当に彼の覚悟には脱帽です!
驚愕の伏線回収
これに関してはあえて細かくは書きません!
クリストファー・ノーラン監督が予告でも徹底的に宇宙のことや、家の奇妙な現象について報じなかった意図が何となくわかるからです!
一つだけ述べるとすれば、時間と同様に「次元」も本作のテーマです!
僕たちの生きる世界は三次元です。
最大十一次元存在すると言われており、僕たちは三次元より高次元は認識できないのです。
従って、仮に高次元に生き物がいたとしても、僕たちは認識できません!
これが本作の伏線回収に大きくかかわっています。
この映画の落としどころも含めて、予告から既に散りばめられた伏線と回収は半端なものではありません!👏✨✨
まとめ
いかがでしょうか?
作品のクオリティは言わずもがな、地球の資源が枯渇した一つの未来も描いており、どの切り口から観ても非の打ち所がない作品です!😆✨
ちなみにキャスト も本当に豪華です!
クリストファー・ノーラン映画の常連、アン・ハサウェイやマイケル・ケインやマット・デイモンも同情します👏✨
今ならNETFLIXで視聴可能です♪
是非お楽しみください✨
【これは読みたい!不屈の名作漫画】~鬼才・浦沢直樹が描く〖PLUTO〗~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである漫画をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【PLUTO】です!!
本作は本当に名作中の名作!
漫画とは思えないほどのクオリティであり、深い!!
僕の大好きな浦沢直樹さんが描いたSFミステリー漫画です!✨
あらすじ:時代は近未来、人とロボットが共存する世界を描いており、ロボットは人の生活の利便性を向上させるツールではなく、家族や友人、あるいは仕事の同僚という立場で共に生活をしています。
外見も人と見分けが付かないロボットがいるほど高性能なロボットです。
主人公はユーロポールの刑事ゲジヒトで、かつて戦争の英雄とされていた7体のロボットが連続で破壊される事件を捜査します。
鉄腕アトムをベースに描く
本作は、あの天才漫画家・手塚治虫の【鉄腕アトム】が原作になります!
もはやその名を知らない人はいないでしょう!
そんな不屈の名作を原作にして、オリジナルの作品に仕上げたのが、これまた天才の浦沢直樹さんです!
彼はこれまでにたくさんの名作を輩出しています!
【20世紀少年】、【MASTERキートン】、【MONSTER】、【YAWARA】、【BILLLY BAT】など、世にたくさんの影響を与えています!
彼だからこそ、鉄腕アトムをベースにして描くことができたのです!👏
鉄腕アトムに登場するキャラクターが同じようの登場します!✨
ちなみにゲジヒトは、ちょい役立ったのですが、本作では主人公としてスポットが当たっていますね🧐
イラク戦争のオマージュ
本作の一つのテーマは、ロボットが人と同じように生きることができるかどうかです。
刑事ゲジヒトは高性能なロボットであるからか、夢を見ます。
また、ロボットもロボットの奥さんを持ち、涙も流すという、解明できない事象が発生します。
そして同様に、人を殺すロボットも登場します。
ゲジヒトやアトムは、ペルシア王国が大量殺戮ロボットを保有しているとの疑いから、トラキア合衆国が7体のロボット(ゲジヒトやアトムたち)に侵攻して調査を命じます。
ロボットたちは大量殺戮ロボットを見つけられず、戦争を終わらせるために大量の同胞を破壊した罪悪感に苛まれる日々を過ごします、
これは湾岸戦争で、イラクが大量破壊兵器を保有しているという疑いから、イラクに侵攻した歴史と、PTSDに悩む兵士を投影していますね🧐
ゲジヒトは過去の因縁が原因とみて、捜査を開始していきます💡
が、そこには想像を絶する真実が隠されています!
まとめ
いかがでしょうか?
見所はまだまだありますが、もう語りつくせないので、ここで留めておきます笑
これは人生で絶対読んでおきたい物語です!
大人の方は是非一度お読みください♪
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【呪いで人は死ぬのか?】~「呪い」×「民俗学」×「ミステリー」~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【よろずのことに気をつけよ】です!!
僕の大好きな著者、川瀬七緒さんの力作の一つです!
「呪い」と「民俗学」をミステリーに掛け合わせた貴重な作品!
あらすじ:都内に住む老人が奇妙な形で殺害されます。遺体は舌を切断され、心臓をズタズタに抉られていました。
そして、被害者の孫娘の真由が軒下から「不離怨願、あたご様、五郎子」と書かれた呪術符を発見します。
彼女は呪術に詳しい文化人類学者の中澤を訪ねて、祖父の死の原因と呪術符の意味を探る為に協力を求めます。
多くの謎が散りばめられ、その足跡を二人がたどっていきます!
呪いで人が殺せるのか
本作のテーマの一つが、「呪いで人が殺せるのか?」という問題提起です。
もちろん、少なくとも僕の知る限り、不可能と断言できます。
が、本作では「呪いで人は殺せる」ことは不可能ではないと述べています。
これは着眼点が面白いのですが、何も物理的に人を殺せるというわけではなく、呪ったという事実を当人に知らせることで、不安にさせて衰弱死させていくという考えでした。
確かに誰かに命を狙われているとわかると、周囲を警戒したり、 不安に駆られますね😨
膨大な参考文献
本作の著者である、川瀬七緒さんの作品はどれも膨大な参考文献を読まれています。
今回は地方の民族の風習や呪い、考え方など、本当にたくさんの文献に当たられていたことが読めばよくわかります。
そして、これを読者へわかりやすく必要な情報だけを無駄なく提供されているあたり、著者のアウトプット能力の高さが本当に素晴らしいです👏
同著者には、僕の大好きは法医昆虫学捜査官シリーズも同様に、全く知識がなかったところから、執筆されているので、本当に脱帽です!
また、「呪い」という暗いテーマに対して、中澤も真由もいいキャラクターをしており、作品が重すぎずに読み進められるバランスの良さあります😆✨
まとめ
いかがでしょうか?
本作は江戸川乱歩賞も受賞されており、著者の腕前が遺憾なく発揮されております!
賞に取るにふさわしい名作です!
ミステリー好きの方は是非一度お読みください♪
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