【ドハマりすること間違いなし！】～読者に挑戦する本格推理小説！～

みなさん
こんにちは♪

20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです！

さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【作家・学生アリスシリーズ】です！！

本作は、有名なミステリー作家である有栖川有栖さんの代表作であり、超本格推理小説になります！👏✨
では、それぞれの見どころについてご紹介していきます♪

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学生アリス、作家アリスの両方に共通していることが3点あります💪

①作者である有栖川有栖の名前がそのまま作中の主人公として登場しています。

作者と同姓同名の人物が登場するミステリー小説は、アメリカの推理作家であるエラリー・クイーンが原点です👏

②有栖川有栖は主人公であり、語り部兼助手の役割をになります。そして、それぞれのシリーズには探偵役が登場します。

この構成は世界一有名なイギリスの推理作家である、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの関係になります😆

③各シリーズは、作中に登場する小説とく扱いでパラレルワールドになります。
作家アリスが執筆したのが学生アリスで、学生アリスで登場する小説が作家アリス、といった具合です笑

作者がいかに歴代のミステリー作家を敬愛しているかが分かりますね♪

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学生アリスでは、京都の私立大学である英都大学の学生で、「英都大学推理研究会(EMC)」のメンバーたちが登場します。

探偵役はEMCの部長であり、大学で3年留年している、7年生の江神二郎です。
彼は占い師である母親に、30歳までに死ぬと予言されており、それに抗うべく、自由な生き方をしています。

学生アリスシリーズでは特に、クローズドサークルでのミステリーが多く、毎回ワクワクしながらページをめくる楽しさがあります✨

※絶海の孤島や、災害で建物が孤立する等、何らかの事情で外界との往来や通信が断たれた状況を指します。

中には三重殺人などの構成もあり、本当に秀逸な作品が多いです！😍😍

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こちらのシリーズは、作者と全く同じく推理作家という設定です。

そして探偵役は、元英都大学の同級生であり、現英都大学の犯罪社会学者である火村英生です。
彼は、フィールドワークと称して犯罪現場に乗り込み、事件を解決に導き、警察からも頼りにされる存在です。

アリスはそんな彼を臨床犯罪学者と名付けています🧐

火村自身、アリスも知らない「誰かを本気で殺そうとした」過去があり、犯罪というジャンプ台を超えた犯罪者を容赦なく叩き落とすことに使命を持っています。

煙草のキャメルを加え、アリバイや事件の詳細を聞きながら人差し指で唇をなでる仕草がかっこいいのです😎

個人的には作家アリスの方が好きです！
ほんの少しずつ明かされる火村の過去や、国名シリーズという作品が本当に面白いです！😍

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両シリーズの最大の見どころは、最終章に入る前に「読者への挑戦」があります！

これは物語がアリスの目線で進み、必要な証拠が全て出揃うことで、登場人物と全く同じ条件下で読者に犯人を解かせるものです🧐

本作にはノックスの十戒と呼ばれる、推理小説を創作する上で守るべき条件がきっちり順守されているので、自分の推理力や発想力が試されます！

ちゃんと解こうと思えば解けるよになっていることが素晴らしいです！
残念ながら僕は2回しか解けたことはありませんが笑

本当に著者はミステリー賞の審査員になるほどの素晴らしい作家です。

僕は学生時代に読み漁り、新作は社会人になってからも買い続けています😎

そんな著者の本格推理小説を是非ともお楽しみください！

【参考文献】