【ビジネスマンは必読!】奴らは死肉を漁るハゲタカか?救世主か?
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【ハゲタカ】です!!
ドラマ化、映画化もされた真山仁さんの小説です!
企業買収に関する話がメインなので、難しいかなーと思ったのですが、当時学生の僕が読んで理解できたので、寧ろ非常に読みやすいです!👏
あらすじ:ニューヨークのジャズでピアニストとして働いていた鷲頭正彦は外資系投資ファンド「ホライズン・キャピタル」に誘われます。
数年後、鷲頭は表取締役として日本医帰国し、大手銀行・三つ葉銀行のバルクセール(不良債権企業の一括売却)に入札します。
バルクセール後、三葉銀行の芝野健夫を自社の企業再生家として、ヘッドハンティングしますが、芝野に断られます。
彼自身も三葉銀行の経営方針に疑問を感じて、地方のスーパーマーケットの企業再生に着手していきます。
企業買収を続ける鷲頭と、企業再生をする芝野、二人の視点で物語が進んでいきます。
鷲頭の目的
ハゲタカという鳥は実在しません。
これは、経営不振に陥った企業を安く買いたたき、経営陣として企業の価値を高め、再度売却するという手法です🧐☝
このように死肉を漁るハイエナのように、弱った企業を買収するファンドをハゲタカと揶揄しています。
本作でも鷲頭が設立した鷲頭ファンドは裏でそのように囁かれていますが、一方で企業を再生いているのも事実。
買収され、企業が立ち直るということは、従業員が路頭に迷わなくて済むということです💡✨
救世主という見方もできるのです!
鷲頭の目的は何か?そこが一番のポイントです👀
経済用語が分かるようになる
本を読んでいく中でたくさんの経済用語が飛び交います。
が、丁寧な注釈がと話の流れから理解ができます。
経済そのものには興味が無くても、エンターテインメントとして読んでいく内にM&Aに関連する知識が身についていきます。
僕も学生時代に読んだのですが、お陰で日経新聞の経済面や国際面の記事に興味を持って読めるようになりました。
また、たくさんのモデルとなる企業がたくさん登場します。
身近な企業であり、実例も交えられた作品なので勉強になります🧐
一例ですがが、
・三葉銀行…三和銀行(後の三菱UFJ)
・ゴールドバーク・コールズ…ゴールドマンサックス
・ナブスコ…ナビスコ
・シャイン…キヤノン
まとめ
あらすじをご説明しましたが、まだまだ伏線がたくさんあります。
現在5作まで執筆されており、続編もまだ登場します。
真山仁さんの作品は経済・政治・サスペンスと多岐にわたる名作が多いので、是非一度お読みください😎
【参考文献】
新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫) | 真山 仁 |本 | 通販 | Amazon
新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫) | 真山 仁 |本 | 通販 | Amazon
神域 上 | 真山 仁 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
売国 (文春文庫) | 仁, 真山 |本 | 通販 | Amazon
黙示 (新潮文庫) | 真山 仁 |本 | 通販 | Amazon
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