【この童話には続きがあった!?】~大人向けガリバー旅行記~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
このラボのコンセプトは自分を変えたいそこのあなたへ、僕の実体験から少しでも為になる情報を発信することです😎
さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【ガリバー旅行記】です!!
今、「え?今更ガリバー旅行記?」と思いませんでしたか?
そう、みなさんが良く知るガリバー旅行記ですが、実は続きがあったのです!
今回はそんなガリバー旅行記の本筋に迫ります♪
おさらい
ガリバー旅行記を読んだことが無い方もいるかもしれないので、サラっとおさらいします♪
・第一章 小人国(リリパッド)
ロンドンで医師をしていたガリバーは旅に出て、リリパッド(小人の国)に漂流します。
全身をロープで縛って拘束されますが、誤解が解けて小人たちとで仲良くなります。
彼らは隣国のブレフスキュ国と対立していて、「正しい卵の殻の剝き方は大きい方からか、小さい方からか」ということで戦争状態に陥ていました。
ガリバーがリリパッド国を支援し、勝利し、その後国を後にします。
・第二章 大人国(ブロブディンナグ)
リリパットを出た後、ブロブディンナグ国(巨人の国)に上陸します。
彼らはガリバーを物珍しがって、最初はサーカスの見世物→国の妃のペットとして所有者が変わっていきます。
国王にも興味を持たれアドバイザー的なポジションに位置しますが、彼の住処である箱ごと鷹にさらわれて、ロンドンに帰還します。
第三章 飛島(ラピュタ)
さて、ここからが第三章です!続きがあったんですね!
ラピュタと言えば、ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」を連想される方が多いですよね!
実はこの元ネタはガリバー旅行記から来ているのです!😲✨
巨人の国から帰還したガリバーは、新たな旅に出ますが、海賊に船を襲われ、一人無人島に漂着します😲
そこで、突然真上に表れた空中に浮かぶ島「ラピュタ」を目撃し、高官と交渉して入国を許されます。
この国の人間は顔が左右どちらかに傾き、常に一つの考え事に集中してぼーっとします。
その為、付き人がいつも叩き棒を持って、すぐに頭を叩くという変わった人たちです笑
また、ラピュタの属国バルニバービの人民は、ラピュタの誤った知識を植え付けられて、成功例がなく、明らかに効果のないことで努力や学習をさせられています。
・きゅうりから太陽光をつくりだす
・人の糞便からもう一度食物を生み出す
・対立する大臣の脳を二分し、半分ずつを取り替えっこして融和を図る
…等々、童話には向かない内容が続きます。
第四章 馬の国(フウイヌム)
旅行中にまたも海賊につかまったガリバーは、一人場所も分からない島に取り残されます。
ガリバーどんだけ運悪いねん!!笑
到着した島では、人間に似た醜い動物「ヤーフ」と、ヤーフや島を支配する非常に知能が高い馬「フウイヌム」に遭遇します。
何とかフウイヌムと打ち解けて、言葉も覚えて会話ができるようになります。
フウイヌムはガリバーたち国民の生態、戦争を起こす理由、お金への欲求などをたくさん質問します。
これにより、彼らはガリバーを「ヤーフと似て非なるもの」という認識を持ちます。
その後ガリバーも、フウイヌムが友情、慈愛、理性、秩序を大切にしていることに知り、好感を持ち始めます。
が、彼等の議会で、結局ヤーフと同じ生き物だと結論付けられ、ヤーフと同じように飼飼い慣らされるか、島を出るか選択を迫れら、苦渋の決断で島を出ることになります😨
まとめ
かなり省略して書きましたが、ガリバーや人々の会話の中には、当時の国際情勢・政治・法律・戦争・文化・奴隷などについて語られています。
著者のジョナサン・スウィフトは、作品の中で社会風刺を描いていました。
こういった背景があり、とても童話にして子供には読ませられないということで、小人国と大人国だけをピックアップしてたいました🧐
小人国も大人国も、表現はかなりマイルドに変えられていましたが笑
ということで今日はここまで!
気になる方は是非読んでみてください♪
【参考文献】
ガリヴァー旅行記 (岩波文庫) | スウィフト, Swift, Jonathan, 正穂, 平井 |本 | 通販 | Amazon
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