【衝撃が止まらない!】~ベールに包まれた公安のリアルな世界~
みなさん
こんにちは♪
20代男子の洗練・健康・趣味ラボの所長のハマグリです!
さて、今回は僕の趣味の一つである小説をおすすめしていきます♪
そのタイトルは【十三階の女】です!!
本作は、ある女性の公安警察官のストーリーであり、十三階シリーズの第一弾です!とにかく非常にリアル!
今回はその魅力をたっぷりご紹介していきます!
あらすじ:公安の若き女性刑事・黒江律子は北陸新幹線爆破テロを起こした『名もなき戦士団』を殲滅するべく、潜入捜査に乗り出します。
リアルな公安の世界
主人公の律子が所属するのは、表向きは警視庁公安部公安一課三係三班の組織ですが、実際に彼女が所属しているのは警察庁で、内密に派遣されています。
作中では、警察庁の十三階に部署があることから、「十三階」という隠語で呼ばれています。
現実にも警察庁の組織の中には、「サクラ」や「ゼロ」という隠語で呼称された、表向き存在しない組織があります。
通常の刑事警察が事件発生から動くのに対して、彼らは事件が起きる前から監視対象を選定して、徹底的に監視を行います。
公安という組織は、国内、国外のテロを未然に防ぐことを主目的に作られています。
したがって、敵組織の中からスパイの擁立、潜入捜査、買収、懐柔など、時に非合法とされる行為も容認されます。
なぜなら、彼らが守っているのは人命を含んだもっと大きな国益だからです。
本作では、テロの危険性や実情が非常にリアルに描かれており、その緊迫感がひしひしと伝わります。
だからこそ、彼らの仕事の重要性も理解できるのです😤
潜入捜査と女性の武器
本作は本当にリアルで、良くも悪くも、人の心理をえぐるように、問いかけるような作品に仕上がっています!
律子と彼女の上司の古池は、内心思い合っております。
が、任務に私情を持ち込むことはできません。
一時の感情を優先して、上述したように、テロによって何千何万もの命が失われるリスクがあるからこそ、彼らは重い責任を背負って仕事をしています👀
律子が潜入する以上、味方は常に盗聴しなければなりません。
相手の信用を勝ち取る為に、「女」を武器にすることもあり、 それを古池に聞かれることも、聞くこともお互いの心情を察すると非常に堪えますよね😂
並の男なら目を覆いたくなるような生々しい性描写もあり、それが結果的に作品のリアルな部分を引き出しています。
国防の為には時に非合法なことも、自分を差し出すことも厭わない、キレイごとでは済まされない世界なのです…・
まとめ
本作は本当に僕の心を揺さぶりました!
自分が古池なら、律子なら、彼らと同じ選択ができたできたか?
任務を果たした彼らは救われるのか?見どころ満載です!
ジェンダーともしっかりと向き合い、普段見ることもない社会の一面にメスを入れた作品です!😎
現在三作目まで執筆されており、また別の機会に続編はご紹介します✨
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